シフト別の睡眠例!

看護師はシフト制なので不規則な生活リズムになりがちです。その中でも質の高い睡眠を取るにはどうすればいいのでしょうか。
どちらのシフトか
まず、2交代制か3交代制かによって睡眠の取り方が変わってきます。24時間を2つの時間帯で分けて勤務する2交代制の場合、職場によって多少時間は前後しますが、日勤で8:30~17:00、夜勤で16:30~9:00くらいが一般的でしょう。加えて、夜勤明け当日と翌日は休みになることが多いですね。
24時間を3つの時間帯に分けて勤務する3交代制の場合は、日勤で8:30~16:30、準夜勤で16:00~0:30、深夜勤で0:00~8:30くらいが一般的ですね。3交代制は夜勤明け当日が休みで、翌日出勤が多くなります。
2交代制の場合
2交代制の睡眠例を紹介します。2交代制は夜勤の勤務時間が長い代わりに、夜勤明け当日と翌日に休める時間を確保できます。この時間をどう過ごせるかがカギになりますよ。例えば、夜勤明け翌日の休日、日中に予定がある場合だと、前日は夜に寝て朝に起きた方がいいです。そのため、夜勤明けの日中は起きているようにしてください。ずっと起きているのがつらいのであれば、朝に帰宅した後、仮眠を3時間程度にとどめておき、昼は自宅でゆっくり過ごしながら夜の睡眠に備えましょう。
次に、夜勤明けの夜に予定があるケースです。この場合は、朝に帰宅してそのまま睡眠を取って構いません。ただし、身体の疲れは抜けきっていないので、深夜まで遊んだりするのは避けた方がいいですね。終電までには帰って、夜はしっかり寝るようにしてください。翌日の休日は朝から活動して、きちんと夜に寝ることで翌日の出勤にも悪影響が及ぶことはありません。
3交代制の場合
3交代制の準夜勤と深夜勤は、2交代制の夜勤に比べると勤務時間は短く済みます。しかし、翌日も勤務だったり、休みになったりとバラつきがあるのでスケジュールが読みにくいです。そこで重要なのが、自分はどの時間帯の勤務が多いのかを把握することです。その内容に合わせて生活リズムを整えることで、不眠症を避けることができますよ。
準夜勤明けの場合は、帰ったらできるだけ早めに寝るようにして、朝に起きればペースが乱れにくくなります。深夜勤の場合は、朝に帰ったら少し仮眠をして、昼はある程度活動し、夜にしっかり寝るようにしておけば、翌日が日勤でも問題なく働けるでしょう。ただし、深夜勤明けで翌日が準夜勤の場合は、生活リズムを整えることが難しくなります。シフトにバラつきがある場合でも、基本的には朝に起きて夜に寝ることを守れば、睡眠の質を下げずに済みますよ。
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